なぜ、女子大生の私が精子提供に関心を持ったのか

みなさんこんにちはTon Bébé運営のあきんぼうと申します。

今回の記事は女子大生である私がなぜ精子提供に関心を持ち、ここTon Bébéでお手伝いをしているのかについて書いてみようと思います。


定時制高校での衝撃


私は2つの高校に通った経験があり、うち1つが定時制の学校でした。

定時制というのは簡単に言うと、「働きながら通う」ことを前提とした高校で1日あたりのコマ数が少ないなどいくつかの特徴があります。4年かけて卒業を目指す生徒や、私のように別の高校からの編入者など様々な背景を持つ生徒が通う場所でした。

端的に言うと経済的に恵まれなかったり、家庭に何かしらのトラブルがあるような生徒(これは私も該当するのですが)も多く、なかなか全日制の高校では考えられないようなことも起こります。

私にとってその最たる例が妊娠による中退で、1年しか通わなかったにも関わらずクラスメートのうち数名は卒業まで来れなかったりしたほどです。厳密に言うと、彼女たちが妊娠したために退学したかどうかは分かるものではないものの、おそらくそうなのではないかという例がいくつも存在する世界だったのです。



平均結婚年齢から35歳まで5年しかない異常さ


そこから現在通う法政大学のキャリアデザイン学部に進学したのですが、ここで学んだキャリアに関しての理論の数々は私の社会への純粋な信頼感を裏切ってきました。

大学をはじめとする教育機関は今やジェンダーにかんする問題意識は高く「ハラスメント」に対して気を遣っていることが伺えます。しかしながら社会では男女の賃金格差は依然として残り、特に日本の女性には子育てをアウトソースするツールが用意されておらず結果として「M字カーブ」を生み出していることを初めて知ったのです。

M字カーブとは


さらに、現在初婚年齢はじわじわと上がり続け女性も30歳を目前としているところです。いわゆる妊娠に適していると言われた期間のリミットまで残り5年しかありません。まるで不妊治療を前提としてるかのようなキャリア形成、結婚時期に大きな疑問を覚えたのはこの頃です。



精子提供はひとすじの希望の光なのではないか


そこで、将来の自分自身のためにも不妊治療についてよりよく知るべく新しい方法としての精子提供に関心を持ち始めました。直接的なきっかけはアベマプライムの動画を見たことで、自分にできることがないかという想いがあったことです。

不妊治療にはいくつもの方法がありますが、精神的肉体的にきついものも多いものの結果に結びつかないケースも考えられるという残酷さもあります。精子提供はきつい治療を経た末の最後のひとすじの希望の光であり、こっれからの法整備や世間の理解の拡がりに期待したいです。




これからもTon Bébé公式Twitterブログにて情報を発信していきますのでご覧いただければと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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